結婚報告の仕方【両親編】

親への挨拶

お付き合いしていた人と結婚するということを決めた場合、まず始めに何をするべきでしょうか?
いきなり結婚式の相談をしたりするのも楽しいといえば楽しいですが、「取らぬ狸の皮算用」になってしまわないようにしなければなりません。
結婚が決まったのであれば、まず真っ先にするべきは「お互いの両親への挨拶」です。
結婚報告は結婚準備のスタートラインであり、その結婚報告のなかでも親に対する報告は一番最初にするべきです。

親への報告が済み、結婚が正式に決まった、という段階になって初めて上司に報告、さらに友人や同僚に報告する、というのが一般的な流れとなります。
上司や同僚に対する報告については次ページの「結婚報告の仕方職場編」で紹介するとして、ここではまず良いスタートを切るための親への報告の方法について考えてみましょう。

両親に対する結婚報告は、いきなり飛び込みで家に言って「娘さんをください」ではいけません。
これでは常識がない人だと思われてしまって当然です。(ちなみに、「娘さんをください」という言葉自体がモノ扱いしていると取られることもあり、印象がよくありません)
まずは相手の両親に電話などで連絡を行い、会う日取りを調節するようにしましょう。
少なくとも2週間前には連絡を入れておきます。

両親への報告は、まず女性側の親に先に行います。
女性側の親からすると、女性は男性の籍に入ることになり、自分達の籍からは外れることになります。
そのことを考えると、女性側の両親への報告と許可が先にくるのが当然です。
その上で、男性側の両親に挨拶をします。

両親への報告の流れ

それでは、実際に両親に報告を行う当日の流れについて、簡単なチャートで紹介します。
今回はアポイントをとった場所は相手の家、時間は食事を挟まない時間、という条件です。

まずは家に到着する所からスタートしますが、どれぐらいの時間に訪れるのか、というのがポイントの1つです。
遅刻はもちろんいけませんが、逆に早く着きすぎるのも迷惑になってしまいます。
そのため、約束の時間の数分前か、あるいはピッタリにベルを鳴らせるようにしましょう。
何らかのトラブルによって遅刻してしまう場合には必ず先に連絡を入れるようにします。

また、ベルを鳴らす前に携帯電話の電源を切っておきましょう。
話をしている途中で電話がなるのは失礼に当たります。

いざ家に入ったら、まずは玄関先で簡単な挨拶を行います。
今回が初対面なのであれば名前を名乗り、今日時間を取って会ってもらえたことへの感謝を述べます。
ある程度親交があるのであれば、普段通りの流れでも構いません。

玄関先での挨拶が終われば、実際に室内に通されることになります。
この際、訪問者は必ず最下座に座るようにしましょう。
もし上座に誘導されたとしても固辞するのがマナーですが、断ってから再度進められた場合にはお礼をした上で座りましょう。
ちなみに上座は基本的に「入口から最も遠い」所を指しており、下座は「入口に最も近い場所」を指しています。

席についたらいきなり本題、というわけではなく、まずは改めてお礼をいい、その上で手土産を渡すなどのことをしながらまずは世間話をしましょう。
場合によっては親から質問などがある場合もあります。
その場合には、はっきりと答えるようにしましょう。
親からすると自分の息子、ないしは娘を任せることになる相手であるわけですから、どんな人物なのかは知りたいと思っているはずです。

場が煮詰まってきたら、いよいよ本題に突入しましょう。
男性側の場合には「結婚の許しを得る」という話の内容にするのが基本です。
対して女性側の場合には、すでに女性の家の方で許可を得ていることもあり、単純に「結婚することになった」と報告の形式を取ることが多くなっています。
この際、和室の場合には座布団からおりて深く例をしましょう。

挨拶が円満に終わったら、再び歓談に戻りましょう。
この場になると、親によってはもう相手も家族のように思って接してくれることもあります。
その場合でも礼儀を保ちつつ、お互いの家として親交を深められるように話をしましょう。

挨拶開始から1時間半ほどが帰宅の目安となります。
男性側から切り出して改めてお礼をいい、帰宅するようにしましょう。

また、挨拶が終わった後日には改めてお礼状を出すなどの心配りがあるとより印象がよくなります。
お互いの家の繋がりの第一歩を、失敗せずに踏み出せるようにしましょう。